過去生退行
我々は誰しも何度もこの世に生まれ変わってきています。男性としての人生、女性としての人生、東洋人としての人生、西洋人としての人生、お金持ちとしての人生、貧乏人としての人生、裏切った人生、裏切られた人生・・、様々な人生を体験することで魂を磨いています。
今生での人格形成にもっとも大きな影響を与えているお母さんも、実は”あちら側で”自ら選んできた人です。”大いなる存在”と相談した上でですが、最終的には自ら納得した上でそのお母さんの元に生まれてきています。勿論、魂の成長にもっとも相応しい環境が得られるからです。
ひと昔前はオカルト扱いされていたことですが、最近では産婦人科医のお医者様の池川明先生が、著書や講演会でその”事実”を広く説いていらっしゃいます。
肉体を持っていることは、時にとても不自由で苦しいことではありますが、これなくしては魂の成長は望めません。
今生抱えている様々な問題も、それを何とか乗り越えて、自分がより成長するために必要な魂の課題と言えます。勿論、必ず乗り越えられる課題しか天は与えません。
そうは言いながらも、やはり苦行の渦中にいる本人にとっては、とても辛いことには変わりはありません。
過去生回帰を体験すると、今生の目的、意義を心の底から理解することが出来ます。この世に偶然など存在せず、全てが自分の魂の成長の為に存在することが理解出来ます。
そして、試練を乗り越える大きな力が湧いてきます。現在抱えている問題の解決の糸口を掴むことができます
また、自分が大いなる存在に守られていることが分かり、心に深い安心感を得ることが出来ます。
ハイアーセルフの導きを信じて、是非とも今のあなたに必要な過去生を体験して下さい。安心してその体験に身を委ねて下さい。
前世って本当にあるの?
そもそも前世は本当に存在するのでしょうか?
アメリカの大学では前世の記憶を持つ子供たちに関する調査、研究が盛んに行われており、その”状況証拠”は数多く集められています。
子供のしゃべった前世の記憶が、史実に基づいていることが調査により確認されています。勿論、本人は絶対に知るはずもない内容です。
また、物的証拠(?)についても、稲垣勝巳先生が、習ったこともないネパール語を話す(異言)女性についての実証的研究をされており、『生まれ変わりが科学的に証明された!』という著書を出されています。
私個人は、輪廻転生(過去生)を信じていますが、クライアントさんに私の考えを押し付ける気は毛頭ありません。
また、私は宗教家ではなく、輪廻転生についての研究者でもありませんので、あまりこの点についてここで深く論じるつもりはありません。
大事なのは、”過去生と思われる記憶”を催眠状態で思い出すととクライアントさんの心に大きな癒しが起こる、という事実です。
催眠状態でまずは最初に思い浮かんだイメージを元にして、どんどんイメージを膨らませて行きましょう。心の奥底から芋づる式に記憶を引き出して行きましょう。
そのうち不思議と”リアル”なストーリーが自然に降りてきます。いつの間にか、過去生の自分に入り込んで、感情移入している自分に気が付いたりします。実際に痛みなどを感じる人もいます。
クリスチャン等の宗教上過去生を認められない方の場合、過去生退行という言葉に抵抗があれば、イメージ療法と名称を置き換えてみて下さい。
イメージの世界で別人格になり切り、ロールプレイングゲームを楽しむように、自由に様々な体験をしてみて下さい。
必ず何か気づきや癒しが得られます。
過去生退行が有効な理由