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潜在意識の力をフルに活用して心に癒しを・・
意識の仕組み
人間の意識は大きく顕在意識と潜在意識に分かれています。前者は普段我々がごく普通に“自分自身”だと認識している意識のことです。
これに対して潜在意識とは、我々が普段認識・知覚出来ない意識領域のことです。比率はおおよそ顕在意識10%に対して潜在意識が90%と言われています。顕在意識はまさに“氷山の一角”です。
潜在意識には統合膜(Critical Factor)と呼ばれる“蓋”がされており、余程の感動的な体験や辛い体験が無い限りその内容が変化することはありません。我々の自己同一性(アイデンティティ)はこの統合膜によりしっかりと保たれています。
ちょっと感動的な映画やドラマを見ただけで、性格が突然変わってしまったら怖いですよね。観た直後は人生が変わったような気がしても、ものの1週間もしないうちにもとに戻ってしまうことが殆どです。
潜在意識には生まれてから12~13歳くらいまでの自分の体験から得られた価値体系(プラスの価値観、プラスマイナス(+でもーでもない)の価値観、マイナスの価値観)が刷り込まれています。さらにその奥底には幾多もの輪廻転生を経て積み重ねてきた様々な価値観が存在します。
このうちプラスまたはプラスマイナスの価値観はいいのですが、マイナスのものがやっかいです。まさに無意識のうちに我々の日常生活は潜在意識から悪影響を受けています。潜在意識に強固な蓋がされていることは、自己を保つことに役立っている反面、改善したいと思っている悪癖などを正すことが難しいというデメリットもあります。
催眠で潜在意識に大きなプラスを刷り込む
催眠状態(トランス状態)では、この蓋の力が一時的に弱まります。催眠中に潜在意識の中に大きなプラスを書き込み、マイナス要素を中和させていきます。これにより癒しが起こります。
セッション中に“体験”したことは全てイメージの世界でのことですが、実は人間の脳は強力な感情を伴ったイメージの世界と実際の体験をはっきり区別することが出来ません。
催眠により前世や幼少期の体験をリアルに思い出し、ネガティブな内容を打ち消すような、より大きなプラスイメージを潜在意識に埋め込んでいきます。あるいは強力なポジティブ要素をしっかりと思い出し自分の自信に繋げていきます。
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